TKSS等の日記

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菊花賞回顧

すこし振り返ってみます。


準メインのレース、マイルで1:32:3。その前の2歳牝馬戦、1400mで1:20:8
まさに「超高速馬場」ここ暫く、GI週の京都はいつもこんな馬場な気がします。
これがメイショウサムソンに味方しなかったのは間違いないでしょう。
切れ味のあるタイプではなく、僅差で競り勝つこの馬にこの馬場は厳しかった。


アドマイヤメインにとってはどうだったか。
この馬も切れのあるタイプではないですが、逃げ馬で
特に今回溜め逃げでなく、テンに飛ばしていったので
軽い馬場は悪くはなかったはず。ダービーを見る限り、
渋った馬場だと余り飛ばせないようだし。(まぁ騎手の違いも有っただろうけど)
この馬はほぼ考えたとおりの走りが出来たんじゃないかな。


ドリームパスポート。この馬は距離への不安も囁かれてましたが
結局問題はなかったようで。今回の馬場は間違いなくプラスに作用したでしょう。
最後の切れは素晴らしい物でした。
後出しで無意味ですが、自分は距離は問題ないという考えでした。
で、ある程度広く(この馬は並ぶと弱い)、直線坂のない京都は向いてると。
これは最後の1冠持っていったな、と思ったんですが…。


なんと勝ったのは大外18番ソングオブウインド
エルコンドルパサーのラストクロップがクラシックをとりました。
安定した成績だっただけに、後から見れば無くはないんでしょうが
これには驚かされました。この馬場で父譲りの切れ味が生きた、と言うことなんでしょう。
マークされるようになる次からが本番と言えるでしょう。


サムソンは今後少し厳しいのではないかな、と思います。
京都、東京のGIレースでは馬場が渋らない限り1枚足りないレースになりそう。
有馬記念は今年から狙えるかもしれませんが。
メインは馬場適応と言う点ではサムソンより向くでしょうが
逃げ馬なだけに、かつ後ろから来る馬が揃ってるだけになかなか難しそう。


ドリパは今後も距離距離言われるかもですが、一番ありえるのは
天皇賞春ではないかと。天皇賞秋もチャンスはありそう。


よく分からないのはソングオブウインド
この馬どういう展開が向くんだろうか?
今日は後方一気だったが、別にそれにこだわる必要はなさそうだし。
まぁJCor有馬に注目ですな。


さて来週は天皇賞秋。ディープインパクト回避は残念ですが
2年連続で牝馬が持っていってしまうのか?とか
やたら元気な7歳世代がここでも爆発するのか。
3歳中距離路線組が世代の力を見せるのか、見所は多いです。
個人的には幸四郎に2週連続で頑張ってもらって家をタテヤマしたいところです。