TKSS等の日記

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クイーンS

主にアサヒライジングについて


レースを見ていたアサヒファンなら、1コーナー回った時点で
「えっ」とか「おいおいいいのかよ」と思い
1000メートル通過時点で、「これは貰ったな」と思ったはず。
とにかくありえないぐらいアサヒにとって楽なレースでした。
2000や2400ですら実績があり、かつマイルで1分32秒台の記録をもつ逃げ馬が
1800のレースで1000の通過が1分ちょうどの楽な単騎逃げ。これじゃ負けるほうが難しい。


レース前は主に「先行馬が多いので包まれる展開になるかも」と心配してたのに、
スタートうまく出て(これは良かったし先生の仕事でもある)、
「中断に埋もれる事はなさそうだな」と思ったら
誰にも競りかけられずにそのまま先頭へ。この時点で勝敗は決してたといえるかも。
他の先行馬の騎手は何を思ったのだろうか。特にシェルズレイの四位騎手。
相当押してでも絶対逃げると思ったのに、まさかの中団待機。
これが先生の空気逃げなんだろうか。


アサヒの勝利には天気が晴れて馬場もパンパンだった事が大きい。
レース後の先生の談話でも触れられているが、
この馬は湿った馬場があまり良くない。
馬券圏内には入れてない時は大概馬場が悪い。(例外は桜花賞での4着)
まぁ敗因(特に掲示板を外した時)はそれだけではないんだが、
阪神JFエリ女では馬場が渋めなせいで何時もより粘りがない。
(記録上はどちらも良馬場だが、阪神JFは直前から大雨がふり、
エリ女では昼前まではやや重発表になっていたような馬場だった。)
逃げ〜先行の馬なので内々を通る事が多いから、
その辺余計に敏感になるってこともあるだろう。
今後この馬の馬券を買うなら天気予報のチェックが重要項目でしょう。


何はともあれ、馬自身、調教師、馬主、生産者にとって初の重賞制覇。
この勝利を気に更に調子を上げていってね。