相補公式の類似について。
これはさほど難しくない。前に導いた
を用いて、Γn(x)Γn(-x)を計算すると
となる。右辺の積記号の部分は前に出てきたsinの無限積のアナロジーの逆数なので
と計算できる。両辺にをかけて整理すれば
となり、Γnの性質を使えば
が得られる。右辺がnによらない形になるのは良い性質だと思う。
さて、後はオイラー積分に対応するものが見つかればほぼ完璧で、
その先のいろんな妄想も出来るのだが、全く手がかりなし状態。
もともとのガンマ関数で、他の表示式からオイラー積分を導く方法とか調べてみるか。
なかなかみつからなそうだが。