まぁもうオイラー定数関係ないけどね。
を示したので、これにxをかければ
となる。示したい式は
だから、上の式の左辺をしたの式の左辺から引いてやって
を示せばよいということになる。結局
となる。
大雑把にはカッコ内の項がn3のオーダーで0に収束し
後ろの和の方がnlognのオーダーで発散するので全体では0に収束となる。
これを目安に手際よくやると
まずx>0に制限する。nを十分大きいとすればπx/(2n)<π/2としてよいので
sin(πx/(2n))<πx/(2n)<tan(πx/(2n))となる。これより
となるので、確かにn→∞で0に収束する事がわかる。
元の式の各項はすべて奇関数なのでx<0でもまったく同様となる。
以上で
が言えたことになる。xをtanxに変えたことによる誤差の積み重なりが
log(2/π)になるというのはなかなか面白い。
既にDATの海に消えた某三角関数スレ住人としては
これに気付けただけでもガンマ関数関連をやった甲斐があったな。