久々に完全攻略まで進められました。色々と思うことをかいてみます。
ストーリーは多少強引なところもありますが、結局この手のエロゲーにとって
ストーリーというのはキャラクターへの味付けだと思うので、
キャラが気に入れば気にならない程度ではないかと思います。
「まずストーリーありき」という場合には粗が目立つかもしれません。
いわゆる「萌えエロ」特化型なので、とにかく甘甘ラヴラヴな雰囲気が楽しみたい
という場合はお勧めできるのではないかと。
各キャラについて
神坂春姫
メインヒロイン。とりあえず気になったのは、
「OHPのキャラ紹介、なんかズレてません？」ということ。
てっきり途中で切れるイベントでもあるのかと思ったのですが。
普通に素で優等生やってます。
個人的な好みで言えば結構好きなほうですが、「ここがいい！」
と言うのは挙げにくいですな。色々属性特化なキャラが増えてるので
ちょっとおとなしいキャラに見えてしまいますね。
柊杏璃
金髪ツインテールの強気系。よく言えば王道。悪く言えばややステレオタイプかな。
話の流れの中でのキャラクターの感情の推移がよく見えて
素直に感情移入できました。主人公とくっついた後のデレっぷりが非常によい。
この手の強気キャラが崩れていく系は非常に好きです。
(広義のツンデレに分類されるのかな？)
個人的には今回一番の当たりキャラでした。
高峰小雪
不思議系のお姉さんキャラ。
不思議の理由付けがちゃんとあるので、その辺はいいんじゃないでしょうか。
くっつく直前あたりの感情の揺れなんかがよくかけてたんじゃないかと思います。
ただ、何でここでくっつくのかなぁ、という感じが多少しましたね。
それが気にならなければかなりいいのではないかと。
小日向すもも
ちょっとドジな義妹。
結い橋でもそうでしたけど、ういんどみるの作る話で「義妹」って
あんまり意味がないんですよね。
その関係によってくっつくときに一波乱あるかって言えば、
周りは基本的に理解者だらけだし。
ドジ、天然なキャラと言うのは、今ひとつ自分のストライクゾーンを
外してるという事もあって、正直イマイチ。
式守 伊吹／上条 沙耶
おまけ(こっちが本筋な気がしますが)の方で攻略？可能な二人。
ファンディスクで〜とかじゃないのは非常によいですな。
どちらも純和風。伊吹は強気なお姫様風。
沙耶はおとなしい、いわゆる大和撫子。
沙耶は結い橋の
個人的には伊吹がかなりツボ。
どうも自分は強気なキャラが好意を強く押し出してくる、という展開に弱いです。
いわゆるツンデレよりももっとデレ成分が強いキャラ
といった感じでしょうか。
おまけの話が上手く全体の話をまとめていて、
オチのハーレムな感じまで含めて非常によかったです。
この話で全体の評価はだいぶ上がりました。
非攻略キャラの母親二人がまたいいキャラクターですね。
ういんどみるはこの辺のキャラクター作りはとても上手いんじゃないかと思います。
個人的な感想で言えば、くれいどるそんぐよりはお勧め出来るかな、と。
こ〜ちゃ＆ちゃとらのコンビの作品なら次も買いかな。
どうでもよい追記
「萌えエロ」て本田透が提唱した概念なのね。今日買ってきたラノベの作者だよ。
タイムリーというかなんというか。
